水分補給の重要性
目次
水分補給の重要性
皆さんは1日にどれくらいの、純粋な水を飲みますか?
2L以上? 1~2L未満? 1L以下?
人間の体の約50~60%は水でできており、筋肉にもたくさんの水分が含まれています。
それほど、水は体にとってとても重要なものになります。
本日は水の重要性/摂取目安量、水のメリットについてお話しします。
水の重要性、摂取目安量
身体の色んな反応(エネルギーを作り出したり、代謝を消化する)には全て水を必要とします。
水が無いと、反応が起こらなくなってしまいます。
人の体は食べ物がなくても、水さえあれば1ヶ月近く生きることができます。しかし、水が1滴も飲めないと、2~3日で生命維持は困難となります。
体から水分が1%の損失で、のどの渇き、2%の損失ではめまいや吐き気、食欲減退などが現れます。そして10~12%の損失では筋けいれん、失神、20%の損失では生命の危機になり、死に至ってしまいます。
体の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスクの要因にもなります
実は喉が渇いた時には既に水分不足(体から警告信号が出ています)になってしまいます。喉が乾く前に水分補給をしましょう。
摂取目安量
必要水分量(ml/日)=年齢別必要量(ml)×実測体重(Kg)で計算します。
22~55歳の場合→35ml/kg/日
55~65歳の場合→30ml/kg/日
例)
30歳で65kgの場合
30(ml/kg/日)×65(kg)=2,275(ml/日)
1日に2.2L飲む必要があります。
体重によって、必要な量は変わってきます。
2L以上毎日飲むには意識をしないと摂取できない量だと思います。
水を飲むメリット
基礎代謝が上がり痩せやすい体になる
水を飲むと、体の中から温まり、代謝がアップします。また水を飲むことで、筋肉にしっかりと血液が送り込まれ、効率よく筋肉量が増えます。筋肉量が増えると基礎代謝量も増え、痩せ体質になります。
血液をさらさらにする
血液がドロドロしている状態は脂肪などが血液中に大量に存在し、スムーズに流れない状態です。血液は酸素を運搬しているので、血液の流れが悪くなると細胞に酸素がいかず、免疫力の低下、脳や内臓の機能の低下などを引き起こします。脳梗塞や心筋梗塞をも引き起こしやすくなります。水を飲むとトイレに行く回数が増えるので老廃物が排泄され、血液もサラサラになります。
肌に潤いを保つ
肌は表面から水分を補給しても中まで届きません。肌の中まで水分を補うためには水を飲むことです。またシミやしわ、くすみなども水を補うことで細胞の中の老廃物や毒素が排出され、細胞に必要な栄養素が補えるので古い細胞から新しい細胞へと変わり、肌の新陳代謝が改善されます。
むくみ解消
意外と女性のむくみの原因は水分不足の事が多くあります。人は水分を飲まないと、体内の水分を溜め込もうとしてしまい浮腫の原因になってしまいます。水をたくさん飲むことによって、適度に排出され水分を溜めにくくする体になり、浮腫が解消されたりすることもあります。
まとめ
水は本当に重要な役割が多いです。良い食事をされていても中々体が変わらなかった方が、水を飲む量を増やしたら変化し始めたお客様も多くいます。
普段水をペットボトル1本分しか飲まない方が、いきなり2Lは難しいと思うのでまずは1日1Lなど少しずつ飲む量を増やしていきましょう。
水を飲む習慣をつけていきましょう!