コーヒを飲んで脂肪燃焼!?

コーヒーを飲んで脂肪燃焼!?

カフェインは眠気覚ましとして効果的と知っている方は多いのではないでしょうか?

実は"カフェイン"は脂肪燃焼・筋肉の合成に対しても効果的です。

今回は

  • カフェインとは
  • カフェインの効果
  • 飲むタイミング
  • 摂取量・注意点

この4つを解説していきます。

カフェインとは

カフェインは、コーヒー豆やカカオ、茶葉などに含まれる苦みを持った成分です。

カフェインは、アルカロイドの1種であり、プリン環を持ったキサンチンと類似した構造を持った有機化合物の1つとしても知られる。ヒトなどに対して興奮作用を持ち、世界で最も広く使われている精神刺激薬である。

Wikipedia

カフェインの効果

眠気覚まし・集中力アップ

カフェインを含んだ飲み物を摂取すると、頭が冴えて、眠気が覚める覚醒効果があります。

これは、カフェインが脳内で眠気を作り出す「アデノシン」という物質をブロックするためです。

画像引用:LOTTE

体の中には”アデノシン”があります。

アデノシンとは、体内の活動を抑制し、眠くするという方向に持っていきます。受容体にはアデノシンが結びつくと眠くなります。

しかし、カフェインも受容体に結びつきます。カフェインが受容体に結びつくと、アデノシンがブロックされます。

これにより、アデノシンが働けなくなり、眠気を防ぐことができます。

また、カフェインには体を覚醒させるドーパミン・グルタミン酸の働きを高めるので、頭が冴える体を覚醒する事ができます。

脂肪燃焼効果

カフェインには眠気覚まし・集中力アップとは別に、脂肪燃焼効果もあります。

カフェインには”ノルアドレナリン”というホルモンがあります。

このノルアドレナリンはホルモン感受性リパーゼという酵素を活性化します。

ホルモン感受性リパーゼとは体脂肪を分解してくれる酵素です。

リパーゼとは

体の脂肪はそのままでは使えず、脂肪酸に変えて使えるエネルギーにしてくれるのがリパーゼ

ノルアドレナリンを取ると感受性リパーゼという酵素を活性化し、体脂肪の分解が進むということです。

ノルアドレナリンが体内に増えすぎると、不安感が増してしまうことがあるので注意。

筋肉の合成を高める

筋肉のタンパク質が合成される時は、mTORという伝達経路があります。

カフェインはこのmTORも高めてくれます。高くなることにより筋肉の合成が高まります。

また、筋肉が収縮するときにはカルシウムイオンが使われますが、このカルシウムイオンも高めてくれます。

飲むタイミング

飲んで30~45分で血中濃度がMAXになるので、トレーニングの30分前くらいがや朝に飲むことが効果的です。トレーニングを夜する場合は、その後眠れなくなったりするので注意しましょう。

摂取量・注意点

コーヒーが苦手な方や、カフェインが体質的に合わない方もいるので注意してください。
また飲みすぎても耐性がついてしまうので、飲み過ぎには注意しましょう。

2010年に1日あたりのカフェイン摂取量として、健康な成人で400mg(コーヒーをマグカップで約3杯)まで、カフェインの影響がより大きい妊婦や授乳中、あるいは妊婦を予定している女性は300mg(コーヒーウィマグカップで約2杯)までとされています。なお、カフェインを一生涯摂取し続けたとしても、健康に悪影響が生じないと推定される一日当たりの摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)については、個人差が大きいことなどから、日本においても、国際的にも設定されていません。

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html

まとめ

カフェインを摂取することによって

  • 眠気が覚める
  • 脂肪燃焼する
  • 筋肉の合成を高める

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